トランプ大統領の狙いはどこにあるのでしょうか。アメリカのメディアセンターが置かれているホテルから報告です。
秋の中間選挙まで半年を切るなか、トランプ大統領としては、経済や貿易で成果を引き出したい考えです。
会談の冒頭、トランプ大統領は習近平主席との良好な関係を強調し、名だたる大企業のトップも同行したとして、「中国との貿易やビジネスを心待ちにしている」「米中の関係はかつてないほど良好なものになる」期待感を示しました。
トランプ大統領は今回の会談で、中国にアメリカ産の農産物や航空機などの購入拡大を確約させたい考えです。
また、貿易や投資に関する新たな対話の枠組みをつくり、関税とレアアースを巡って“一時休戦”となっている状態を延長することで、中国との関係を安定させたい狙いがあります。
また、イランとの停戦協議が行き詰まりをみせるなか、中国に対してホルムズ海峡の開放などで協力を促すものとみられます。
ただ、経済的な利益やイランに関する協力の見返りに、台湾への武器売却などで中国に何らかの配慮を見せることはないのか懸念も出ています。