損害保険大手3グループの2025年度の通期決算が出そろいました。自然災害が少なかったことなどから2社は過去最高益でしたが、1社は減益となりました。

 SOMPOホールディングスは最終のもうけを示す純利益が前年の2倍以上となる6400億円でした。

 MS&ADホールディングスも13.8%増えて7873億円といずれも過去最高益です。

 自然災害が去年より少なく、保険金の支払いが減少したことや火災保険などが堅調に推移したため利益を押し上げました。

 一方、東京海上ホールディングスは増収だったものの、政策保有株の売却益が減少したことから純利益は7.1%減って9804億円でした。

 2027年3月期については東京海上ホールディングスが円安の影響や北米の保険事業が好調で増益を見込むものの、MS&ADとSOMPOは減益となる見通しです。

 中東情勢については影響を見極めたうえで、社によっては今後、保険料率の引き上げも含め検討するということです。