証券取引等監視委員会は、インターネット証券会社の「moomoo証券」がNISA(少額投資非課税制度)の対象ではないものを対象商品として販売していたなどとして、行政処分を行うよう金融庁などに勧告しました。

 監視委員会によりますと、moomoo証券は去年2月21日から5月27日までの間、NISAの対象ではないのに対象商品だとして販売し、59人がNISA口座で売買をしていました。

 顧客からの問い合わせでいったんは販売を停止しましたが、改善策が講じられることはなく、再び、対象外の商品を販売していました。

 また、当該の顧客への対応も「著しく杜撰(ずさん)」だったと指摘しています。

 他にも有価証券に関する業務などで問題が認められ、監視委員会は、moomoo証券は新規の口座開設の獲得が優先で、経営管理と内部管理の態勢が不十分だとして、行政処分を行うよう金融庁などに勧告しました。

 moomoo証券は2023年からネット取引を始め、2025年8月時点の預かり資産は1700億円に上っています。