群馬県上野村の村営住宅の太陽光発電設備の工事を巡る入札で、設定金額を漏らすなどして公正な入札を妨害したとして、村の係長と東京電力関連会社の社員らが逮捕されました。

 上野村の統括係長黒澤力容疑者(43)は去年6月、村営住宅の太陽光発電設備の工事を巡る入札で東京電力パワーグリッド高崎支社の社員千木良利昭容疑者(63)と東京電力関連会社の東京エネシスの社員成田光範容疑者(53)に設定金額を漏らして、東京エネシスに落札させた疑いが持たれています。

 警察によりますと、黒澤容疑者は入札担当の係長で業務用PCを使いメールで千木良容疑者を通じて成田容疑者に設定金額を送っていたということです。

 入札では、東京エネシスが設定金額に近い金額で落札していました。

 警察は3人の認否を明らかにしていません。

 警察は、成田容疑者らから黒澤容疑者に金品の受け渡しがあったかなどを調べています。

 東京エネシスはHP上で「当社はこの事象を重く受け止め、事実確認を進めて対処していくとともに、警察の捜査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。

 東京電力パワーグリッドは「当社社員が逮捕されたことは誠に遺憾です。関係者の皆様にお騒がせをしておりますことについて、お詫び申し上げます」とコメントしています。