皇族数の確保に向けた皇室典範の改正をめぐり木原官房長官が衆参両院の議長らに対し、法案の骨子を説明しました。森衆議院議長は、「おおむね了承した」と述べました。

森衆議院議長 「我々、衆・参正副議長4者で確認した結果、立法府の総意の取りまとめに沿った内容であると判断いたしまして、概ね了承をいたしました」

 木原官房長官は19日午後、衆議院・議長公邸を訪れ、衆参両院の議長、副議長に対して皇室典範改正案の骨子を示しました。

 会談は1時間半におよび、終了後、森議長は「最終的な調整が残っているところもある」と明かしました。

 そのうえで、政府に対し、骨子を踏まえた要綱案の作成を指示し、22日午後に木原長官から再び説明を受けるということです。

 詳しい内容については明らかにしませんでしたが、森議長は、与野党各党に速やかに説明する考えを示しました。

 皇室典範改正案は、皇族の数を確保するため、立法府がとりまとめた案を踏まえたもので、女性皇族が結婚後も皇室に残れるようにするほか、旧宮家の男系男子を養子に迎えられるようにするものです。

 政府は26日にも閣議決定し、今の国会での成立を目指しています。

 ただ一部の野党は「党利党略に陥らず丁寧に議論する」よう慎重な対応を求めています。