梅雨になると洗濯物を部屋干しする人が多いと思います。洗い方や部屋干しなど洗濯の正しい知識について、1000人に尋ねた簡単なテストの結果です。10問中7問以上正解した洗濯優等生は、2割しかいませんでした。
洗濯でやってはいけないことについて、専門家に聞きました。
1.洗濯物をぎゅうぎゅうに詰めて干す。間隔が狭いと空気が通らず、乾きにくくなります。洗濯物同士の間隔はしっかりと空けましょう。
2.カーテンレールなどの窓際や壁際に干すこともNGです。濡れている洗濯物にほこりなどがついてしまい、汚れを再び付着させることになります。
実践女子大学塩原みゆき教授「窓にくっついたり壁にくっついたりすると、梅雨だと湿度が高くて結露がたまってまた濡れっぽくなることがあるので、そういう所に触れないように干すことが最善だと思います」
3.ついやってしまいがちな夜の干しっぱなし。夜間は日中よりも湿度が高いため、菌が繁殖しやすくなります。更に寝ている間に長時間干しておくと食べ物の匂いなど生活臭が洗濯物に移ってしまうため注意が必要です。 正しい洗濯で重要なことは干し方だけではありません。
4.雨の季節は特に洗濯物を数日分まとめて洗う方も多いと思いますが。
実践女子大学塩原みゆき教授「汚れた物も時間が経つと汚れが落ちづらくなるし、中に菌があると夏場は温度が高くなるので菌がどんどん繁殖してしまう、菌が繁殖すると臭くなる」
天日干しであれば紫外線で菌が死滅しやすく臭いが残りませんが、部屋干しでは干している間に菌が更に増殖して嫌な臭いの原因になります。毎日こまめに洗濯することがベストです。
5.洗濯機のふたの閉めっぱなしもNG。湿度や温度が上がり菌やかびが繁殖しやすくなるため、ふたを開けて風通しを良くすることが大切です。また、
6.フィルターの掃除をたまにしかしないことも良くありません。縦型洗濯機のフィルターには、毎回多くのごみがたまります。放置すると菌が増え、洗濯中に衣類へ再び付着するため、洗濯の度に掃除することが理想です。
実践女子大学塩原みゆき教授「室内干しをするならできるだけ早く乾かす工夫をすることが重要になります」
鍵となるのは、温度ではなく湿度です。狭い部屋の湿度を低くしてそこに洗濯物を干すことが最も効果的です。特に浴室や洗面所は密閉しやすく、除湿機を使うことで効率的に湿度を下げることができます。
更に早く乾かすポイントは、風です。
実践女子大学塩原みゆき教授「サーキュレーターや扇風機で衣類と衣類の間の空気を移動させれば、どんどん乾きが早くなっていく。風があるとないでは半分くらい時間が違います。風を送るということはとても重要」
エアコンの前に干す場合は、風に対して垂直に並べることがポイントです。全体に満遍なく風が当たり、乾きムラを防げます。
それでも厚手の衣類や乾きにくい脇の部分など湿り気が気になる場合は、アイロンの活用も効果的です。熱でしっかり乾かしながら、除菌効果も期待できます。