熱波による記録的な暑さが続くヨーロッパ。フランス・パリでは24日、最高気温が歴代2位の40.6℃を記録しました。
フランス公衆衛生庁によると、この暑さで例年のこの時期と比べて、死者がおよそ1000人増えたということです。
世界気象機関(WMO) ナリス報道官 「フランスの大部分で最高レベルの警報が出ています。私たちは残念ながら、暑さに慣れる必要があります」(26日)
フランスでは、エアコンの普及率が25%にとどまっています。パリでは、暑さに苦しむ市民を救うため、冷房がきいた部屋が一時的に開放されました。
パリ市民 「私のアパートはとても暑いです。勉強したいし、普通に生活を続けたいけど、ほとんど不可能です」
ドイツ気象局によると、ドイツでは27日、気温が41.5℃に上り、国内の観測史上最高気温を更新しました。ほぼ全域に暑さに対する最高レベルの警戒を呼びかける「猛暑警報」が発令されています。
首都ベルリンでは、警察が暴動の鎮圧などに使用する放水車を使って水を噴射し、市民に“涼”を届けました。
市民 「ありがとう。ありがとう」 「きょうはベルリンが、警察を愛しています」
熱波をもたらす高気圧は中心を東に移していて、チェコでは40℃超えを記録。ルーマニアなど、東側の国々も相次いで最高レベルの「赤色警報」を発令しています。
(2026年6月29日放送分より)