九州5県で「線状降水帯」が発生しています。国土交通省は2日午前、熊本県と大分県を流れる筑後川で、一時「レベル5氾濫発生情報」を発表しました。
災害がすでに発生している可能性が高く、命の危険が迫っている状況です。
■九州5県に線状降水帯発生
九州北部には、猛烈な雨が降り続いています。
気象庁は2日、大分県と熊本県など合わせて5つの県に線状降水帯が発生したとして、気象防災速報を発表しました。
国土交通省は、大分県と熊本県を流れる筑後川で氾濫発生水位を超え、一時「レベル5氾濫発生情報」を発表しました。警戒レベルは一番高い5に相当する情報です。
場所は熊本県小国町と大分県日田市で、災害がすでに発生している可能性が高く、命の危険が迫っている状況です。
福岡県大牟田市では、道路が冠水。車が水しぶきを上げながら走っています。
午前0時ごろの佐賀市のライブカメラの映像を見ると、雨はぽつぽつと降る程度でしたが、20分後には前が見えなくなるほどの大雨へと一変しました。
激しい雨は長崎県でも降りました。1日夜、佐世保市では道路が川のようになっていました。側溝からは水があふれ出していました。
■徳島で土砂崩れ 17人孤立
大雨の際、注意しなければならないのが土砂災害です。
国土交通省が1日午後2時、SNSに投稿した映像を見ると、川を流れる濁った水がわずか1分半ほどで川幅いっぱいに土石流が流れ込み、石や岩が転げ落ちてきました。
国交省は早めに安全な場所への避難を呼びかけています。
徳島県那賀町では先月30日、土砂崩れが発生。現場付近は通行止めになっていて、10世帯17人が孤立しています。
現場はまだ重機を入れられる状態ではないといいます。
土砂崩れ付近の建設会社 新居組 「1時間でも早く取り除きたい。町役場の人が食料品を歩いて行って支給している」
関東でもこれからの通勤時間帯、さらに雨が強まる恐れがあり、注意が必要です。
(2026年7月2日放送分より)