小泉防衛大臣は訪問先のイギリスで講演し、中国とロシアの海軍艦艇が先週末、日本のEEZ(排他的経済水域)内で実弾演習を行ったと明らかにしました。
小泉防衛大臣 「中国とロシアの海軍艦艇は、日本周辺海域で共同航行作戦を実施しています。この週末には、日本のEEZ内で実弾演習を行いました」
防衛省は21日午前に中国海軍のミサイル駆逐艦がEEZ内で射撃訓練を実施しているとする場面の画像を公開しました。
現場では中国とロシアの艦艇あわせて4隻が確認され、このうち中国のミサイル駆逐艦が機関銃による射撃訓練を行ったということです。
一方、小泉大臣は講演で中国とロシアの軍事協力が一段と深まっているとの認識を示しました。
そのうえで、日本が同盟国や同志国をつなぐ防衛協力の「ハブ」となり、インド太平洋と欧州大西洋間の産業協力を進める考えを強調しました。
また、イギリスやイタリアと共同開発を進める次期戦闘機について、地域を越えた安全保障協力の新たなモデルになり得るとしたほか、防衛産業の中長期的な方向性を示す「防衛生産・技術基盤戦略」を新たに策定する方針を明らかにしました。