ニューヨーク外国為替市場で円安が進行し、一時、およそ39年半ぶりに1ドル=163円台まで下落しました。

 円相場は日本時間の21日午後11時半に一時、1ドル=163円台をつけました。

 アメリカとイランの攻撃の応酬が続き中東情勢の悪化が懸念されるなか、安全資産とされるドルを買う、いわゆる「有事のドル買い」の流れが広がりました。

 また、原油の主要な国際指標であるWTI先物価格が再び上昇したことで、インフレへの懸念からアメリカのFRB(連邦準備制度理事会)による利上げ観測が強まったことも円売り・ドル買いを加速させました。

 163円台はおよそ39年半ぶりの水準で、市場では政府と日銀による為替介入への警戒が強まっています。