会期が25日まで延長された国会で最大の焦点となっている副首都法案が22日午前、参議院で審議入りしました。野党側は否決を目指す方針です。

 野党側は、維新肝煎り(きもいり)のこの法案は「大阪ありきだ」と批判していて、質疑を通じて「誰のための何の法案なのか」と追及します。

 会期は残り3日しかないため、法案を提出した与党側は、野党の求める参考人質疑などに応じたうえで「東京で大規模災害が発生した際には代替機能が必要だ」などとして理解を求める方針です。

 そのうえで、23日にも委員会で採決したい考えです。

 ただ、採決を巡っては予断を許さない状況です。

 チームみらいを除く野党は一致して与党案に反対する構えです。

 自民党からは体調不良による欠席も見込まれていて、賛成に回るみらいを加えても、本会議の採決で与党は過半数を得られません。そのため、与党側は無所属議員への働き掛けを強めています。

 午後には高市総理の「中傷動画報道」を巡る陳述書が国会に提出される予定です。

 ただ、自民党幹部は「新しい内容はない」と話していて、野党がさらに反発する可能性があります。