1ドル=163円台まで円安が進むなか、片山財務大臣が改めて市場を牽制(けんせい)しました。

片山財務大臣 「いつでも必要に応じ措置を取ります。我々のスタンスは全く変わりません」

 片山財務大臣は22日、急激な円安が進む為替相場へのスタンスは変わらないとし、「いつでも果断な措置を取る」とした先週の方針を維持していると説明しました。

 外国為替市場では21日深夜から1ドル=163円台をつけ、1986年12月以来、およそ39年7カ月ぶりの円安水準となっています。

 アメリカとイランの攻撃の応酬が続いていることを背景に原油先物価格が上昇していて、安全資産とされるドルを買う、いわゆる「有事のドル買い」の流れが広がっています。

 市場関係者は、円が売られやすい環境はこの先も続くとして、介入がなければ163円も通過点になる可能性があると指摘しています。