KDDIのメールシステムが不正アクセスを受け、762万人のメールの内容が見られる事態に陥った問題で総務省は、「通信の秘密の漏洩(ろうえい)」にあたるとしてKDDIに厳重注意の行政指導をしました。

 通信の秘密の漏洩での行政指導は初めてで、総務大臣の名前の文書で行われました。

 KDDIがインターネットプロバイダ6社に提供するメールシステムからは5月中旬から1カ月余りの間に762万人分のアドレスがパスワードとともに盗み取られ、メールの内容が閲覧できる状況になっていました。

 6月1日にプロバイダ側から連絡を受けた後も社内外の調整などに時間を要し、問題の公表までに22日間かかりました。

 総務省は、利用者の信頼を損なったことは極めて遺憾だとして、KDDIに対し、再発防止の徹底などを求めました。