ヨーロッパにあるリヒテンシュタインの王家にあたる公爵家が、皇太子の地位の継承順位を男女を問わず第1子を優先にすることを発表しました。

 これまでの「男子限定」「長子優先」から、性別を問わない「完全な長子優先」へと変更する方針は、アロイス皇太子による15日の建国記念日の演説で発表されました。

 現在の継承順位には影響せず、今後誕生する子については男女を問わず先に生まれた子が継承者になります。

 12日に投票資格がある公爵家のメンバーうち家の法律の改定に必要な3分の2の賛成を得たとしています。

 これでヨーロッパでは立憲君主制のすべての国で、女性による継承が可能になるということです。

 リヒテンシュタインは人口およそ4万人、面積およそ160平方キロの小さな国で、ハンス・アダム2世公爵が国家元首ですが、2004年からアロイス皇太子が代行を務めています。