内閣府は南鳥島沖で進めるレアアース泥の開発を加速させるため、来年度から民間企業と新たなプロジェクトを立ち上げます。
南鳥島沖の深海およそ6000メートルにあるレアアース泥の回収を事業化するには、最低でも一日1000トン以上を引き上げる必要があると指摘する声が政府内で上がっています。
しかし、関係者によりますと、内閣府が主導する実証試験でこれまで使われてきた海洋研究開発機構の探査船「ちきゅう」では、一日に最大500トンほどが限界だということです。
こうしたなか、内閣府は民間企業とともに開発を進める国主導の実証プロジェクトを立ち上げる方針で、新たな船の導入についても検討を進める見込みです。
内閣府は経済安全保障の観点から開発に必要な体制を整備するとし、来年度予算に向けた概算要求に現時点で金額を示さない「事項要求」としてプロジェクトの実施を盛り込んでいます。