東日本大震災から15年6カ月です。宮城県南三陸町の震災遺構で、山形県の中学生が震災の記憶を学びました。

 南三陸311メモリアルを訪れたのは、山形県庄内町の立川中学校の2年生21人です。

 庄内町は南三陸町と友好町の間柄で、立川中学校では毎年2年生が南三陸を訪問しています。

 15年6カ月が経過し、全員が震災後に生まれた世代となりました。

 生徒は、庄内町で集めた募金を南三陸町の漁師の男性に手渡しました。

 長年、庄内町の給食にワカメを提供してくれていることへの感謝を伝えました。

 この後、地元の元消防職員が語り部となり、震災当時の様子を話しました。 津波で被災した戸倉中学校では。

 菅原文雄「水平線から津波がこちらに寄せてきたんですよね。この学校では3月12日がね、卒業式だった」

 生徒たちは実際の被災地に立ち、生まれる前の出来事に思いを巡らせている様子でした。

 43人が犠牲になった旧防災対策庁舎では、花と千羽鶴を捧げて犠牲者を追悼しました。

 立川中学校星川友花さん「20メートルから23メートルの津波が押し寄せてきたと知って、思っていた以上の被害に驚きました」

 立川中学校西村武蔵さん「思っていたより被害が大きかったです。自分の命は自分で守って生活していきたいです」