9月15日は高齢者の福祉について理解を深めてもらおうという老人の日です。宮城県岩沼市では体や心の働きが衰えるフレイルになることを防いでもらおうと、健康測定会が行われました。

 約90人が参加し、骨密度や血管年齢といった体の状態をチェックしたほか、握力や歩行速度を計測しました。

 フレイルとは、加齢によって体や心の働きが衰え要介護の一歩手前となる状態のことです。

 例えば歩行速度では、秒速1メートル未満だとフレイルの可能性があるとされています。

 スタッフ「1.7メートルぐらい1秒間で歩けています。この年代の平均よりもとても速いです」

 女性(88)「自分でもびっくりしています。維持して自立した生活を送れるよう頑張ります」

 岩沼市は、測定結果をフレイルの予防につなげてほしいとしています。

 仙台市青葉区では、化粧をすることが口周りのフレイルの予防につながると紹介する資生堂のセミナーが開催されました。

 まずは、口や肌を健康に保つ重要性が解説され、メイクによるフレイル予防の実習です。

 ポイントは、耳の下や頬などの唾液腺を刺激することです。

 年齢とともに口が渇くと物をかんで飲み込む機能が低下しやすいため、口の周りを刺激することが有効です。

 参加者「メイクで唾液が出ることがびっくりしました。若々しくなるなら頑張りたいと思います」「私も高齢者ですけど、これから毎日の生活で大切だなと思いました」

 資生堂池山和幸主任研究員「顔を意識して触る、押すっていうことをすると、口の中も潤って肌も潤うということで一石二鳥ですということをお伝えしております」