8月の千葉豪雨では、駐車場などで車が水没する被害が相次ぎました。大雨の際に車を水没からどのように守るのか、宮城県多賀城市の取り組みです。
8月13日の千葉豪雨では、冠水道路だけではなく駐車場の車なども次々と水没しました。
千葉県によりますと、大手損害保険会社4社が受け付けた車両保険の請求数は1万3000件に上っています。
多賀城市は大雨の際、車を水没から守る対策をしています。
多賀城市危機管理課須田宏課長「車両避難所の1つ、多賀城市文化センターの駐車場です」
多賀城市では大雨が予想される際、多賀城市文化センターなどの高台にある駐車場を車の避難所として無料で開放しています。
7日、宮城県でも大雨となり各地で冠水しましたが、多賀城市では4日に大雨の予測が出た時点で、駐車場4カ所を車の避難所として開放すると公式LINEなどで市民に伝えました。
6日午後3時に駐車場を開放すると、いずれの駐車場もほぼ満車になったため7日朝には駐車場を更に1カ所増やしました。400台ほどの車が車の避難所を利用したということです。
市民「前日、大雨の予報が出てから、近くの体育館に車をすぐ逃がした。次の朝取りに行って安心した。結構車置いてありました」
多賀城市は約30年前に車の避難所の運用を始めました。低い土地に建っている住宅も多く、大雨で何度も車が水没する被害を受けてきたために設置されたということです。
市民「低い土地に住んでいる人たちは、過去の水害で車が被害を受けた。駐車料金は取られず不法駐車にならず、良いことだと思います」
一方で、2025年10月の大雨では水没してしまう車もありました。
多賀城市では、車の避難所など安全な場所に車の避難させるよう呼び掛けを強化していく方針です。
多賀城市危機管理課須田宏課長「市民の不安を払しょくするため、早めの情報発信に努めてまいりたいと思います」