イエメンを拠点とする親イラン武装組織「フーシ派」が紅海沿岸の要衝を相次いで制圧して世界の海上輸送に影響が広がるなか、アメリカがフーシ派と会談したと報じられました。
ロイター通信は16日、複数の関係者の話として、アメリカの当局者が13日にフーシ派側と会談したと伝えました。
会談はオマーンが仲介し、マスカットにあるアメリカ大使館で実施されたということです。
フーシ派は敵対するサウジアラビアのみが標的で、アメリカの船舶を攻撃する意図はないことを伝えたとされています。
フーシ派は紅海沿岸の港湾都市モカやバブエルマンデブ海峡に浮かぶペリム島を相次いで制圧し、サウジアラビアへの攻勢を強めています。
ペリム島では海峡の監視を強めるためか、塹壕(ざんごう)を掘る作業が始まったとも地元メディアが報じていて、世界の石油輸送で重要な航路への影響が拡大しそうです。