「NTM症」という、せきやたんが長く続く感染症の患者が増加しています。厚生労働省は初めて、早期受診を呼び掛ける啓発週間を24日から始めます。

産業医科大学医学部 矢寺和博教授 「結核に似た画像所見・症状などで発症する病気」

 肺に映る白い影は細菌による「NTM症」によるもので、せきやたんが長く続くのが特徴です。

 症状が悪化すると死に至る可能性もあります。

 新規の患者は年間2万人ほどで、20年前の3倍まで増加しています。

矢寺和博教授 「痩せ形の中高年の女性が最も多い。家庭の中にも多く存在する菌で、そうした菌を吸い込んで、シャワーヘッドなどにも(菌が)いるとされる」

 全員が発症するわけではなく、人から人にうつることはありません。

 厚労省は24日からの啓発週間で注意を呼び掛けます。

矢寺和博教授 「治療薬がどんどん増えていく可能性が高い。1カ月以上続くせきは通院した方がいいと頭の片隅に置いてほしい」