ロシアのプーチン大統領はヨーロッパで高まるロシアへの脅威に「仲良く暮らそう」と呼び掛ける一方、攻撃を受ければ「すべての兵器の使用を検討する」などと警告を発しました。

 プーチン大統領は1日の演説で、西側諸国に向けて「仲良く暮らそうではないか。そのための道を探ろう」などと訴えました。

 ロシアがNATO(北大西洋条約機構)の加盟国に限定的な攻撃を行うのではとの懸念には「どこかを攻撃するつもりはない」と否定した一方、「ロシア領が直接攻撃を受ければ全兵器の使用を検討する」と強調しました。

 先月末、ロシア外務省が声明で攻撃を受ければ核兵器での反撃もあり得ると警告したことに、プーチン大統領は「その声明は正しい」とも述べ、ヨーロッパ各国がロシアへの軍事的圧力を強める動きを牽制(けんせい)した発言とみられています。