モデルナ製ワクチンを使用している大規模接種センターでは、仙台市の接種券が届き始めたことから多くの人が訪れていました。

 しかし、宮城県ではファイザーを希望する人も多いことから、どの程度の人に利用してもらえるのか不安もあると話していました。 2月1日から1日当たり5000人の接種が可能となったJR仙台駅東口の大規模接種センターには、午前9時半の受け付け開始と同時に3回目のワクチン接種を予約した人たちが訪れていました。

 県によりますと、1月31日に発送された仙台市の18万人分の接種券が届き始めたことから、3日の日中の予約はほぼ埋まったということです。

 この予約の8割を、仙台市民が占めているということです。

 仙台市民「1日に届いた。すぐ申し込んで予約しすぐ取れた。皆さんモデルナ怖がってますよね。そういうこともなかった」

 3回目の接種は、多くの人が1回目2回目とは違うワクチンを接種する交互接種になりますが、県には1回目2回目と同じファイザー製を希望する声も届いていて、担当者は多くの人に利用してもらえるか不安と話していました。

 県新型コロナ調整室丹野貢誌課長補佐「交互接種につきましては安全性、効果についても十分確認されている。初回接種をファイザー社製ワクチンで接種された方につきましても、こちらの大規模接種会場でも使っているモデルナ社製のワクチンを積極的に検討いただければ」