宮城県大崎市は、市内の保育施設と幼稚園の職員を対象に新型コロナウイルスの抗原検査キットの無料配布を始めました。

 大崎市は、市内にある51の保育施設と13の幼稚園の職員、計1180人分の抗原検査キットを確保し無料配布しています。

 配られたキットで1週間に1回、3週間検査を行います。

 3日午前10時の配布開始と同時に関係者が会場を訪れ、必要な分を受け取っていました。

 大崎市では1月、保育施設2カ所でクラスターが発生し、市に職員から不安の声が寄せられたことを受け配布を決めました。

 キットを受け取た保育施設の関係者は「仕事をする上での大きな安心材料につながる」と話していました。