小中学校や保育施設で感染が広がっていることを受け、宮城県石巻市は新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で、教員や保育士への優先接種を始めました。

 オミクロン株が急拡大し、県内でも学校や保育園の休校、休園が相次いでいます。

 こうした状況を受け石巻市は、社会機能を維持するエッセンシャルワーカーのうち、子どもと接する職種の優先接種を決めました。 対象は2回目から6カ月経った学校の職員や保育士などで、石巻市民だけでなく市外から通う人も接種が可能です。

 ワクチンはモデルナ製が使用され、4日は約180人が接種を受けました。

 教職員「すごくみんな気を付けていても学校自体が密になりやすいので、そういう意味では3回目接種を受けて、こちらとしても安全に過ごしつつ生徒にも安全な思いをさせられるかなと思います」「対応を早く、そして感染を広まらないようにしているので、このような措置でですね、市全体で対応してもらうのは大変いいことだと思います」

 優先接種は6日まで行われ、これまでに約1000人の予約が入っているということです。