宮城県生まれの米、ひとめぼれのデビュー30周年を記念したイベントがJR仙台駅で始まりました。

 ひとめぼれは、冷害に強いコメとして県が開発した品種です。

 会場には、30周年にちなんで米俵30俵を積み上げたオブジェが設置されました。

 イベントではひとめぼれを使ったおにぎりやお弁当のほか、宮城県産の焼きのりやイカの塩辛などご飯のお供になる食材が販売されています。

 購入客「30年にもなったのかなと思いますね。それでどんどん次の新しい米も、いろんな種類も出てきているから、でもまだ残っているということはそれだけおいしいのかなと思うし、やっぱりおいしいと思いますね」

 ひとめぼれは味と香りが良く、ねばりが強いのが特徴で、県内の作付面積の7割以上を占めています。

 弁当用などの中食や、外食向けのシェアでは4年連続で日本一です。

 大友良彦全農県本部長「どんな商品、またどんな料理にも合うというのが最大のポイントです。その良さをこれかもしっかりと広げていきたい」

 ひとめぼれデビュー30周年記念イベントは、28日まで開かれています。