宮城県は、新型コロナワクチンの大規模接種センターに3回目の接種を希望する企業向けの枠を設けると発表しました。

 接種券が手元に届いていなくても、接種が可能だということです。

 これまで大規模接種センターでは、県内に在住または通勤通学し、住んでいる市町村が発行した接種券がある人を対象としていました。

 センターでは1日に最大5000人への接種が可能ですが、2000人から3000人程度の空きがあるということです。

 そのため県は、3回目接種を加速させるためセンターに接種を希望する企業向けの枠を新たに設けます。

 申し込みは10人以上の希望者がいる県内の企業や団体で、2回目から6カ月以上が経過していれば、市町村からの接種券が届いていなくても3回目接種が受けられます。

 県は企業枠の申し込みを9日から受け付けていて、来週から接種を始める予定です。