東日本大震災から3月11日で11年となるのを前に、宮城県石巻市の大川小学校で追悼行事の準備が進められています。

 児童と教職員計84人が犠牲となった大川小学校では11日、鎮魂と防災への願いを込めた竹あかりがともされます。

 竹の灯籠は遺族や地元住民が一つ一つ手づくりしたもので、9日から設置作業が始まりました。

 高さ約5メートルの竹を中央に置き、周りを囲むように短い灯籠を84本並べます。

 大川竹あかり実行委員会佐藤和隆さん「竹あかりを通じて、防災とか鎮魂とかいまだに家族の元に帰って来ない人たちがいるということを皆さんには忘れないでほしい」

 竹あかりは、11日午後5時半ごろにともされます。