宮城県内トップを切って、女川魚市場に養殖のギンザケが入荷しました。ウクライナ情勢の影響もあり3年ぶりの高値となりました。

 14日朝早く魚市場に運び込まれたのは、女川町飯子浜で育てられた重さ1.2キロほどのギンザケ約3.5トンです。

 2022年も生育は良く、色、脂の乗りともに良いということです。

 入札の結果、平均価格は1キロ当たり1060円と前年より170円ほど高くなりました。1000円を超えるのは3年ぶりです。 ギンザケの高値について魚市場の担当者は、ウクライナ情勢の影響で輸入サーモンの安定供給への不安が高まっていることなどが要因と見ています。

 女川魚市場丹野秀之専務取締役「世界情勢色々ありますけど、幸先の良いスタートが切れたと思います。養殖物なので安定して水揚げがあるということで、引き合いが強いのかなと思いますけども」