3月16日の地震で脱線した東北新幹線の撤去作業が20日午前から宮城県白石市で始まりました。

 新田智紀記者「現在午前11時です。新幹線の撤去作業が始まり先頭車両のノーズ部分がジャッキアップによって上がっているのが確認できます」

 作業はJR白石蔵王駅から南に2キロほど離れた高架橋で行われていて、上空からは先頭車両の下に鉄板を挟み込み、ジャッキで車両を持ち上げてレールに戻す作業が確認できました。

 17両のうち16両が脱線していることから、作業完了まで数日以上かかる見通しです。

 なお、那須塩原〜盛岡間の22日以降の運転については21日に発表される予定です。