脱線した東北新幹線について、JR東日本は、数日中には車両の撤去作業を始めたいとしています。

 JR東日本は、設備の点検と並行して復旧作業を進めていて、数日中には脱線した車両の撤去作業を始めたいとしています。

 ジャッキを使って車両を持ち上げる方法やクレーンで釣り上げてレールにのせる方法を想定しているということです。

 また、沿線に設置された地震計を分析した結果、現場付近では、東日本大震災の8割から9割ほどの強い揺れがあったことがJRの調査で分かりました。

 さらに、被害箇所は、電柱が24本、高架橋を含む土木建造物が20カ所、架線の断線が2カ所、線路の変形が10カ所、確認されているということです。