宮城県気仙沼市の大島中学校で20日に閉校式が行われ、75年の歴史に幕を下ろしました。

 気仙沼市の大島中学校は、大島唯一の中学校で、1960年代には450人ほどの生徒がいましたが、少子化が進み今年度は30人にまで減少しました。

 閉校式は在校生や地元の人たちなど160人が出席して行われ、3年生の新妻千里さんが「75年間の歴史で『最後の島中生(しまちゅうせい)』になったことを誇りに思います」とお別れのことばを述べました。

 大島中学校は、新年度から鹿折中学校と統合されます。