宮城県内で21日、新たに277人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。また、患者1人が死亡しました。

 新たに確認されたのは、仙台市で142人、石巻市23人、多賀城市18人、富谷市・登米市各9人、角田市8人、東松島市・塩釜市・名取市各7人、美里町・利府町・加美町各6人、大崎市・栗原市各5人、岩沼市4人、七ケ浜町・丸森町各3人、川崎町2人、白石市・涌谷町・柴田町・松島町・亘理町・女川町・大河原町各1人です。

 年代別では、10歳未満74人、10代44人、20代36人、30代48人、40代39人、50代16人、60代12人、70代4人、80代1人、90代3人です。

 宮城県の月曜日の感染者は、2月21日402人、28日469人、3月7日406人、14日269人、21日277人と、3週ぶりの増加となりました。

 仙台市と栗原市の保育施設でクラスターが発生し、それぞれ8人と12人の感染が確認されました。

 また、患者1人が死亡しました。仙台市の70代女性で、死亡確認後にウイルスが検出されました。

 宮城県のまとめによりますと、21日午後1時時点で療養者は5,450人で、内訳は入院135人、宿泊療養1,002人、自宅療養3,433人、入院・療養先の準備中・調整中880人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で22.1%(115/521床)、重症病床は3.6%(2/55床)、仙台医療圏に限ると26.5%(90/340床)、重症病床は5.0%(2/40床)です。

 宮城県が発表している19日現在のPCR検査等の実施状況は、16日2053件(陽性546)、17日1720件(陽性491)、18日1247件(陽性580)、コールセンターへの相談件数は、16日500件、17日388件、18日372件となっています。