宮城県石巻市の養鶏場で鳥インフルエンザへの感染が確認され、県がニワトリ約3万3000羽の殺処分を進めています。

 県によりますと、21日から24日までに石巻市の養鶏場でニワトリ約1000羽が死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、毒性の強いH5亜型の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

 これを受け、県は25日からこの養鶏場のニワトリ約3万3000羽の殺処分を始めました。

 殺処分は26日の午前中までに終わらせる予定で、消毒や埋却など全ての防疫措置が完了するのは28日になる見通しです。

 また、県は半径10キロ以内にある養鶏場で飼育されているニワトリ約4万1000羽について、出荷を制限しました。