宮城県の佐野好昭副知事の退任式が開かれ、佐野副知事は39年に及ぶ県庁生活を振り返り、後輩の県職員にエールを送りました。 佐野副知事「これからの人口減少社会は、誰も経験したことがありません。想定していない課題がいっぱい出てくると思いますが、ベテラン、中堅、若手職員が切磋琢磨してその課題解決に果敢に挑戦していってほしい」 佐野副知事は1983年に県職員になり、財政課長や総務部長などを経て、2018年4月に副知事に就任しました。

 退任式では村井知事が労をねぎらい、これまでの業績をたたえました。

 村井知事「佐野さんのおかげで、この難局、特に東日本大震災からのこの11年間、何とかここまで乗り切ることができた」

 佐野副知事は、新年度から宮城大学の副理事長に就任するということです。