2月22日の猫の日は、各地で猫に関するイベントなどが盛り上がりました。猫の経済効果、ネコノミクスが過去最高になっています。

 仙台市青葉区の猫カフェは、癒やしを求めてやってきた多くの人で盛り上がりました。

 「もふもふしてて目がくっきりしてて可愛い」「自分の思い通りにならないというのが最高だなって、そこがまた魅力的です」「猫の缶バッジを買いました。推し猫のユンちゃん」

 こちらでは、猫の日に合わせて店で人気の猫がデザインされたオリジナルグッズの販売や、期間限定のラテアートを提供しています。

 CatCafeMOFF仙台PARCO店伊藤文香店長「お客様はだいぶ増えてきておりまして、グッズを求めてだったり推し猫ちゃんができたっていう方がたくさんいらっしゃったりもしております」

 自分好みの推し猫を見つけて通い詰める愛好家も増えていて、客足は好調だということです。

 セブンイレブンでは猫のような見た目のクレープを発売していて、値段は猫の肉球を連想させる299円です。

 猫の日商戦が活気を増す中、猫の経済効果ネコノミクスの試算が公表されました。

 イベントや流行の経済効果に詳しい関西大学の宮本勝浩名誉教授は、2026年のネコグッズなどの経済効果を2兆9488億円と試算しました。前年よりも約402億円増加していて過去最高です。

 ミャクミャクが人気を博した大阪・関西万博の経済効果が約3兆円と言われていますので、国家プロジェクトに匹敵する規模です。

 猫バルブとも言える経済効果の背景は、犬派か猫派かとよく言われますが。実は飼育頭数は、2014年に猫が犬を上回りました。 それ以降も差が広がっていき、2025年は猫が884万頭、犬が682万頭となりました。

 猫は毎日散歩に行く必要がないことや、飼育費用が安いこと。あまり吠えないため、集合住宅でも飼いやすいなどが飼育数が増えた要因ではないかということです。

 では、どれくらいのお金をかけているのか。ペットフード協会が調べた猫1頭の飼育費用、餌代や医療費、保険なども含めた1カ月の平均額は2020年は8289円でしたが1万1865円と増加しています。

 一生を過ごした場合の生涯必要経費が平均で約180万円だということです。

 記録的な数字の背景には、長寿化による医療費の高騰やペット保険など市場が拡大していることも要因とみられています。

 更に物価高の影響もあるようです。宮本名誉教授は「しばらくは急速なインフレにより、経済効果はある程度の高めの水準で移行する」と分析していています。一方で、「物価水準が落ち着くと、ネコノミクスは減少に転じる可能性がある」ということで、今後、猫バブルが転換点を迎える可能性もあるそうです。