高齢者や障害がある人でも安心して観光できるよう、宿泊施設の従業員を対象としたバリアフリー教室が仙台市太白区で開催されました。

 東北運輸局が秋保温泉の旅館で開催したバリアフリー教室には、5つの宿泊施設から18人の従業員が参加しました。

 従業員はペアを組んで1人が高齢者役になりました。重りや視界が悪くなるゴーグルを着けたうえで車いすに乗ります。

 もう1人が介助役となって、段差や曲がる場所で声を掛けながら、旅館内の移動を体験しました。

 視覚障害者の状況も疑似体験するため、アイマスクを着用して白杖を使いながら階段を上り下りしました。

 参加者「逆の立場になって物事が分かったのでスピードを少しゆっくりですとか、お声掛けを更にするとか、心のバリアフリーを重点にやっていきたいですね」「体験してみて怖いなとか、逆にこうしたら良かったかなって思った部分をカバーして対応できたらなって思います」

 東北運輸局では、今後も同様のバリアフリー教室を開催していきたいとしています。

 東北運輸局共生社会推進課杉本努課長「体験を通してより実感していただくということで、職員の皆様がそういった方々の要望とかどうしてほしいかという気持ちを、理解するきっかけにしていただければ、より優しい接客につながっていくのではないかということを期待しているところでございます」