16日の地震の影響で全線で運休が続いている阿武隈急行は、代替バスの運行を始めました。

 宮城県柴田町と福島市を結ぶ阿武隈急行は、地震でレールがゆがんだり、駅のホームに亀裂が入ったりする被害が出たため、全線で運転を見合わせています。

 このうち柴田町の槻木から福島県伊達市の梁川の間は4月下旬まで運休となる見込みのため、4日から代替バスの運行が始まりました。

 このうち槻木から丸森の間では、平日の朝と夕方に計6便運行し運賃は最大で大人400円です。

 「車で1時間ちょっとかかるので大変でした。電車になってくれると本当助かるので、バスも本当ありがたいです」

 また、柴田町の東船岡と丸森の間でも、平日の朝と夕方に計4便運行します。

 運賃は最大で大人300円です。

 阿武隈急行では、鉄道が運転再開する前日まで代替バスの運行を継続するということです。