桜前線は間もなく仙台にもやってきます。仙台屈指の桜の名所、青葉区の西公園では、3年ぶりにライトアップが行われる予定で花見会場の準備が進められています。

 福原興「桜のつぼみからは花びらが見えていて、いまにも開花しそうな様子です。出店の準備も着々と進んでいます」

 ウェザーニューズによりますと、約200本のソメイヨシノがある青葉区の西公園の開花は7日とみられ、11日には満開となる見込みです。

 西公園では毎年この時期は花見会場が設けられ、5万人以上の人でにぎわいますが、過去2年間は新型コロナウイルスの影響で中止となっていました。

 2022年は3年ぶりの花見会場の設置で、関係者が会場の準備に追われていました。 出店者「大変うれしくてうれしくて涙が出てます。お客さんとの対話が欲しいんですよね。それだけ望んでました」

 「テントに(桜の)木がかかっちゃってたんで、旗を少し立ててないんですね。のぼり旗を。だから(この2年で)やっぱり大きくなったなと思って」

 感染対策として、ライトアップは例年より1時間ほど前倒し午後9時までとしたほか、アルコールの提供は午後8時まで、テントの浅座敷席は、換気の難しさから設置を控えました。

 ライトアップは、8日から行われる予定です。

 榴岡公園では、2022年も新型コロナ感染拡大のため桜まつりの中止を決めていますが、仙台市内でも対応は分かれています。

 仙台市に見解を聞いたところ、基本的な対策をとれば開催は問題ないとしています。