宮城県名取市は、デジタル化の推進により地域に活力を生みだそうとNTT東日本と連携協定を結びました。

 名取市役所で行われた締結式では、山田司郎市長とNTT東日本の滝澤正宏執行役員が協定書にサインしました。

 協定には、ICT=情報通信技術を活用した教育の推進など、7項目が盛り込まれたほか、NTT東日本の社員2人が名取市役所に派遣され、デジタル化を進めることにしています。

 山田司郎名取市長「デジタル技術の活用によって市民の暮らしが豊かになっていく。こうしたことにつなげていきたいと思う」

 名取市は、情報通信技術を活用し店舗を無人化したり、今後導入予定の地域交通システムの利用者のデータから、地域の店舗の客の動向を予測したりといった試みを検討していくことにしています。