宮城県内唯一の男子校だった東北学院中学・高校が共学となり、初めての入学式が行われました。

 高校では定員の2倍近い633人が共学化1期生となりました。

 130年以上の歴史がある東北学院中学・高校に8日、女子生徒が初めて入学しました。

 新入生は中学は男子126人、女子65人で男女比は2対1、高校が男子472人、女子161人で3対1です。

 新入生「1期生ということもあり、これからの後輩たちに託せるように一生懸命頑張りたい」「男とか女とか関係なく、みんなと仲良くできたらと思います」「男女ともスポーツでも学業でもレベル高い学校になってほしい」

 東北学院では、少子化の影響で定員割れが続いていましたが、2020年に共学化や制服の廃止などを含む学校改革を公表。

 2022年度は定員を上回り、特に高校では定員の1.8倍に当たる633人を迎えました。

 東北学院では引き続き「ともに生きる力を育む、未来志向で生徒中心の学校」を目指していくということです。