宮城県で24日、新たに518人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。前週日曜より103人増加しました。

 また、保育施設など仙台市で3件のクラスターが発生しました。

 感染が確認されたのは、仙台市252人、大崎市61人、石巻市33人、名取市21人、大河原町16人、柴田町15人、多賀城市・岩沼市各14人、気仙沼市12人、東松島市・富谷市各10人、美里町9人、角田市・加美町6人、七ヶ浜町5人、塩釜市・山元町色麻町各4人、登米市3人、白石市・栗原市・村田町・松島町・亘理町・蔵王町・利府町各2人、涌谷町・川崎町・丸森町・大和町各1人と県外1人です。

 年代別では、10歳未満135人、10代116人、20代53人、30代80人、40代80人、50代15人、60代22人、70代12人、80代3人、90代2人です。

 仙台市では、障害福祉施設で20人、保育施設で20人、別の保育施設で9人が感染し、いずれもクラスターと認定されました。保育施設ではマスクを着用せず近い距離で接触する機会があったことが感染拡大に影響したとみられています。

 宮城県の日曜日の感染者は、3月20日489人、27日474人、4月3日558人、10日573人、17日415人と増減を繰り返していて、24日は518人と再び前週より増加しました。

 

 宮城県のまとめによりますと、24日午後1時時点で療養者は5852人で、内訳は入院144人、宿泊療養944人、自宅療養3708人、入院・療養先の準備中・調整中1056人です。確保病床の使用率は、宮城県全体で22.6%(118/523床)、重症病床は7.3%(4/55床)、仙台医療圏に限ると27.2%(93/342床)、重症病床は7.5%(3/40床)です。

 宮城県が発表している23日現在のPCR検査等の実施状況は、19日2392件(陽性737)、20日2160件(陽性532)21日2416件(陽性639)、22日1511件(陽性672)、コールセンターへの相談件数は、19日530件、20日512件、21日556件、22日498件となっています。