東日本大震災で大規模な地滑り被害を受け集団移転が行われた太白区緑ケ丘に、震災の記憶を伝える公園が完成しました。

 太白区緑ケ丘4丁目は、震災で大規模な地滑り被害が出て、内陸部で唯一の集団移転が行われ75戸が移転しました。

 移転跡地には、事業費約3億1000万円をかけ公園が整備され、23日には、かつての住民らも参加して開園式が行われました。

 移転した元住民「みんなに会うことだけが楽しみで来た」

 約1.7ヘクタールの公園には遊具などのほか、集団移転が行われた経緯などが書かれた看板が設置され地域の歴史を後世に伝えます。

 地元町内会では、花見や盆踊りを行うなど住民が交流できる場にしたいとしています。