3月の地震の影響で本数を減らして運行している東北新幹線は、13日から通常ダイヤでの運転を再開します。

 3月16日に発生した地震の影響で、那須塩原と盛岡の間が不通となっていた東北新幹線は、4月14日に全線で運転を再開しました。

 JR東日本は当面、運行本数を8割程度に抑え、一部区間で徐行運転をしていましたが、復旧作業が終わり安全確保の見通しが立ったことから、13日から通常ダイヤに戻します。通常ダイヤとなるのは、約2カ月ぶりです。

 脱線した現場付近では速度を落とすものの、全体のダイヤには影響が無いということです。

 地震の影響で東北新幹線では約90本の電柱が損傷し、2カ所の架線が断線したほか、線路の設備は約300カ所で損傷や変位といった被害が確認されていました。