会食時の1テーブル当たり4人までの人数制限が解除されることについて、飲食店からは歓迎の声が聞かれました。

 仙台市青葉区の国分町に店を構え創業50年になる飲食店、斎太郎です。

 これまでは、1テーブル当たり4人までの制限があったことで、10人以上のグループが入れる小上がりの席を4人ずつのテーブルに分けるなど対応を迫られてきました。

 斎太郎本郷修司店長「今までは4人以上の団体さんとかはお席を離したりとか、多すぎるお客さんとかはお断りしたりとかということがあったので、だいぶお客さんにはご不便をかけていたと思うので、それが無くなるのは非常にありがたい」

 本来は、店の席数は70人分ほどですが、席の間隔を空けテーブルを分けたため、50人前後しか客を迎えられない期間が4カ月近く続きました。

 検温の実施やパーティションの設置など従来の感染対策に加え、更なる負担になりました。

 斎太郎本郷修司店長「県の認証制度っていうのを活用して、だいぶ対策はとらせていただいたんですけれども、それにプラス人数制限というのがあったので、だいぶ営業的に大変だった」

 ゴールデンウイークが明け、感染者数の増加の兆しも見える状況での解除に戸惑いつつも、客入りの追い風になると歓迎しています。

 斎太郎本郷修司店長「これから先、何か劇的に変わるということは無いとは思うので、今まで通り気を付けながら気を引き締めて営業していきたいと思っています」