公道を使った自動車ラリーの大会が、宮城県利府町で開かれました。

 利府町で開かれたのは、トヨタ自動車が主催する自動車ラリーの大会です。年間を通して全国12カ所で開かれ、順位を競います。宮城県内で開催されるのは今回が初めてです。

 スタート地点の利府町文化交流センターで行われた開会式では、出場選手を代表して、トヨタの豊田章男社長が「最後まで安全に楽しく走ってください」とあいさつしました。

 そして、村井知事の合図で、40台の車が次々と出発しました。

 ラリーは、利府町内を巡る約40キロのコースを2周します。途中に設けられたグラウンドや林道などの合わせて7キロの区間でタイムを競い、それ以外の公道は一般の車と同じように法定速度で走ります。

 観戦に来た小学生「かっこよかった。(選手が車から)手を振ってくれたから良かった」

 観戦に来た人「全開で走っている姿はなかなか見られないから良いなあと思います」

 会場などでは、親子連れなどが小旗を手に声援を送りました。