宮城県の石巻警察署と河北警察署は、管内で多発している交通死亡事故を防ごうと合同でパトロールや取り締まりを強化します。

 出動式は多発する交通死亡事故の防止を目的に行われ、石巻警察署と河北警察署の署員や、関係団体など約50人が出席しました。

 県内では2022年1月から5月12日までに13件の死亡事故が発生し、このうち5件が石巻市と東松島市で起きています。

 石巻警察署須藤隆史署長「これ以上、交通事故で尊い人命を失うわけには参りません。安全にそして安心して生活できる社会の実現に向けて対策を強化してまいります」

 緊急対策は6月2日までの予定で、パトロールや取り締まりを集中的に行い、事故防止の機運を高めたいとしています。