第4のワクチン、ノババックス製ワクチンが仙台市内の医療機関に届けられました。

 接種の予約は24日から始まり、初回50人分のうち25人分が埋まったということです。

 24日午後2時ごろ、仙台市青葉区中山吉成の複十字健診センターに運び込まれたのは、アメリカの製薬会社ノババックス製のワクチン50回分です。

 ノババックス製のワクチンは、国内で接種する4種類目のワクチンとして4月に承認されました。

 ファイザー製やモデルナ製のメッセンジャーRNAワクチンとは作り方が違い、副反応が比較的小さいと言われています。

 宮城県内での接種は6月3日から始まりますが、初回として配分されるのは50人分と限られるため、県は対象者を従来のワクチンを接種しアレルギー反応が出て、3回目の接種ができていない人に限っています。

 接種の予約申し込みは24日から電話で受け付けていて、午後2時時点で25人と定員の半分が埋まっているということです。

 宮城県結核予防会渡辺彰理事長「1回目2回目で副反応が強い方、アレルギーが出る方も少数ですがおられますので、ノババックス製ワクチンが接種できるのは非常に意義のあることだと思っています」