宮城県栗原市の工事現場で、男性作業員が横転したショベルカーの下敷きになり死亡しました。

 警察によりますと3日午前7時40分ごろ、栗原市志波姫の工事現場で「重機が転倒してバケットの部分に人が挟まれた」と作業員から消防に通報がありました。

 ショベルカーの作業を地上で指示していた60代の男性が、ショベルカーの下敷きになり病院に運ばれましたが、約2時間後に死亡が確認されました。

 現場では、迫川に橋を架ける工事が行われていて、ショベルカーがセメントの入った袋をバケットにぶら下げて運んでいたところ、バランスを崩し横転したとみられるということです。

 警察は、ショベルカーが横転した原因や安全管理に問題がなかったかなどを詳しく調べています。