国内で4種類目となるワクチン、ノババックス製ワクチンの宮城県内での接種が3日から始まりました。

 3日、仙台市青葉区中山吉成の複十字健診センターで、事前に予約をしていた19人にノババックス製のワクチンが接種されました。

 ノババックス製ワクチンは、国内4種類目のワクチンとして4月に承認されました。

 従来のファイザー製やモデルナ製のmRNAワクチンとは作り方が違い、B型肝炎ウイルスなどのワクチンと同じ仕組みであることから、副反応が比較的小さいと言われています。

 初回として県内に配分されるのは50人分と限られるため、県は対象者を従来のワクチンを接種しアレルギー反応が出て、3回目の接種ができていない人に限定しています。

 接種した人「今までと変わりなく普通に打てた。今後も打ち続けることを考えると、副反応が少ないワクチンを選んだ方が良いと思って待っていました」

 10日には残りの接種を予定していますが、その後は、県内にいつ配分されるのか分からないということです。