いじめ防止に関する調査で「学校に行くのが楽しい」と答えた宮城県内の児童生徒の割合が、コロナ前より最大10ポイント近く増えていることが分かりました。

 3日に開かれた、県教育委員会の調査委員会で報告されました。

 小学5年生と中学1年生を対象にした調査では「学校に行くのが楽しい」と答えたのが小学5年生で85.8%、中学1年生で87.5%とコロナ前よりそれぞれ2.1ポイント、9.1ポイント上昇しました。

 県教委では、コロナの感染が始まった直後に2カ月間、一斉休校になった経験から、学校で友達と関わる楽しさを実感したことなどが影響していると分析しています。